シンポジウム日程

  1. 第7回シンポジウム
    2011.12.09
  2. 第6回シンポジウム
    2011.11.22
  3. 第5回シンポジウム
    2011.05.15
  4. 第4回シンポジウム
    2011.03.07
  5. 第3回シンポジウム
    2009.12.10
  6. 第2回シンポジウム
    2009.08.07
  7. 第1回シンポジウム
    2009.05.14

第2回シンポジウム講演要旨

2009年8月7日(金)13:00~17:00 箱根町役場分庁舎

箱根・小田原地区の活性化とエコツーリズム

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講演1

エコツーリズムと観光まちづくり

北海道大学観光学高等研究センター 敷田 麻実 教授


『地域からのエコツーリズム』等の著者で、観光・交流による持続的な地域づくりをテーマに研究されている敷田麻実先生にご講演をいただいた。1990年代後半から日本でもエコツーリズムが盛んになり、最近になってエコツーリズム推進法も施行された。では、エコツーリズム、エコツアーとは何か?敷田先生監修の図書の中では、エコツーリズムとは、「環境保全、観光振興、地域振興の同時実現という理念を持って生まれた新しい観光」であり、エコツアー(自然環境に配慮しながら体験・学習する旅行)を生み出す仕組みや考え方を指すと定義している。
本講演の中でも、地域の視点からエコツーリズムをいかに推進していくかのプロセス、また、エコツーリズムの優れた特性を生かして地域振興を行うにはどうすればよいのかを詳しく解説いただいた。観光という日常から離れた時間の中で環境に配慮し、それが地域を活性化する力を持つ。エコツーリズムは今後さらに大きな魅力を持つ観光の形になると感じた。

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講演2

観光商品としてのエコツアー

JTBエコツアー企画担当 高知尾 昌行氏


今回は、JTB高知尾様から「自転車と観光の連携」について講演をいただいた。現在、環境と観光と健康というキーワードのもと、「エコバイク旅チャリ」という電動アシスト自転車に点検と保険を付けたパッケージ商品の推進を’08年12月から行っている。この事業の背景は、環境温暖化への対策と環境保全に加えて、観光を通した地域活性化にある。ニーズは広く、自治体、観光協会、ホテル、レンタサイクル会社、NPO法人等へのリースを行っている。
旅チャリには(1)旅先での行動範囲が広がる、(2)点検・保険がパッケージ化されているので安心、(3)二酸化炭素を出さないので環境に優しい等のメリットがある。また、自転車は産業廃棄物であり廃棄には5,000円程度(東京)かかるが、本事業には回収後の完全リサイクルも含まれており、より環境に優しく観光を楽しむことができる。

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パネルディスカッション

箱根・小田原地区の活性化とエコツーリズム

司会:東京農工大学大学院 工学府技術経営研究科(MOT) 研究科長 亀山秀雄
パネラー:村上政司氏、崎田裕子氏、山形与志樹氏、野地英昭氏


箱根・小田原地区での「コミュニティ」基盤づくりに向け、エコツーリズム(エコツアー)の観点から環境施策の発案、実行に向けて、地域の各ステークホルダーに意見を出し合って頂きました。
村上政司氏:
箱根交流センターを構築し、観光において箱根町、小田原市、三島市との連携を図りながら「箱根八里」を題材に、「歩く」ことで地域の歴史・文化など箱根における資源を実際に体感できるエコツーリズムと観光についての企画提案を行っている。
崎田裕子氏:
地域環境活動のネットワーク運営、環境ビジネスの運営などを行う環境ジャーナリスト。持続可能な低炭素社会への貢献を通じて、循環型社会の実現に向けた様々な活動を行っている。
山形与志樹氏:
国立環境研究所地球環境研究センターで主席研究員。環境対策において先進的な欧州での現地調査や、モニタリングとモデリングを組み合わせた分析による温暖化関連の研究に取り組んでいる。
野地英昭氏:
本プロジェクトの発案者。東京農工大学に所属し、箱根・小田原との連携を中心に地域活性化と温暖化対策の両立に向けて、新しい形のエコサービスを企画している。
主催:東京農工大学大学院技術経営研究科・早稲田大学大学院IT戦略研究所
後援:独立行政法人科学技術振興機構 社会技術研究センター 神奈川県・箱根町・小田原市

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